冬の寒さは人の体温を低下させ、免疫力も低下させてしまいます。
いま注目されている「発酵茶」が身体を温め、免疫力の低下を防ぎましょう!
「お茶」には、からだを「温めるもの」と「冷やすもの」があります。
そのポイントが「発酵」です。発酵度が高いほど、温め効果が高いといわれています。
温め効果のある「お茶」とは?
お茶は4段階の発酵に分類されます。
●不発酵茶
茶摘み後、すぐに蒸したり炒ったりすることで発酵を止めたたもの。
⇒「煎茶」「玉露」「ほうじ茶」「番茶」「抹茶」など
●半発酵茶
茶摘み後、茶葉の酵素によって一定期間発酵させ、その後発酵を止めたもの。
⇒「ウーロン茶」など
●酵素発酵茶
茶摘み後、茶葉の酵素によって完全に発酵させたもの。
⇒「紅茶」など
●微生物発酵茶
微生物の力によって発酵させたもの。
⇒「プーアール茶」など
茶摘み後、すぐに蒸したり炒ったりすることで発酵を止めたたもの。
⇒「煎茶」「玉露」「ほうじ茶」「番茶」「抹茶」など
●半発酵茶
茶摘み後、茶葉の酵素によって一定期間発酵させ、その後発酵を止めたもの。
⇒「ウーロン茶」など
●酵素発酵茶
茶摘み後、茶葉の酵素によって完全に発酵させたもの。
⇒「紅茶」など
●微生物発酵茶
微生物の力によって発酵させたもの。
⇒「プーアール茶」など
“温め効果“が最も期待できるのは、「紅茶」や「プーアール茶」などの酵素発酵茶や微生物発酵茶です。
日本人には馴染み深い「煎茶」や「ほうじ茶」などと比べると、寒さ対策という点では、
紅茶やプーアール茶などが優れていることになります。
ここで冬に飲みたいお茶をいくつかご紹介します。
1.深い味わい健康の源のプーアル茶
プーアル茶はおいしいだけではなく、油分を洗い流す効果があるので
食事をしながら飲むのにはうってつけのお茶といえます。
特にイベントが集中していて、外食が多くなるこの時期におすすめです。
プーアル茶は何煎も続けて入れられるので、大切な人との長い時間
語り合いながら飲むのにもちょうどいいお茶といえます。
2.バラとキャラメルの香りの紅茶(日月潭紅茶)
紅茶は、冬に飲まれることが多いお茶の一つです。
温かい紅茶は身体を温め、寒い日にぴったりです。
また、紅茶にはカフェインが含まれているため、目を覚ましてリラックスする効果もあります。
注意したい飲み方!
この季節は発酵度の高いお茶で、からだを内側から温めていきたいところですが、
飲み方にはいくつか注意点があります。
①冷やして飲まないこと。
お茶そのものに体を温める効果があっても、冷たくして飲んだら、体を冷やします。
暖房器具などで温まった部屋にいると、冷たいものが飲みたくなりますが、
「冬に冷たい飲み物はNG」と心得ましょう。
②白砂糖はNG。
白砂糖はからだを冷やす働きがあるからです。
紅茶の場合、甘味を足したいときは、からだを温める効果のある
黒糖やハチミツがおすすめです。
これからの時期、どんどん気温は低くなっていきます。
昼と夜の寒暖差もあり、体は知らずに冷えているかもしれません。
寒さはガマンせずにしっかりと温め、お茶で健康なカラダを手に入れましょう。